先月の初め、母が比内地鶏を送ってくれた。
で、その鶏で7担当の人がジャークチキンを作ってくれた。
その際、出汁取り用に鶏ガラも入っていてね。
そいつで出汁取ったったー。
解凍して鍋に入れてブツ観察。
首肉に胸骨から剣状突起、肋骨に骨盤、四肢の骨。
腹腔には後腹膜臓器までついていきている。
これ、実習で使って、そのまま鍋したらウケるだろなーと思いつつ、
7担当の人が出汁を取ってくれた。
下茹でして、葱の青い所と生姜で煮込んで、アクを取りつつ1時間。
出来たスープは晩メシのキリタンポ用に。
出し殻は捨てずに残り肉をほじくる。
胸腔や首肉からは肉が採れないけど、腹腔には意外に肉が残ってて。
ってー!なんだ、この既視感。
鶏の出し殻から肉をほじる感じ...。
まだガキの頃、父親方の実家での大晦日。
女衆が出汁を取った後のガラ肉で男衆が肉をほじって、
アテ用の肉を回収していた記憶が蘇る。いや、これ、ホントの記憶か?
そう思いながら肉をほじくる。
首を上手く折ってあげると脊髄がツルっと抜ける。
鶏の頚髄って初めて見たけど、沢山ある神経根はドコに繋がるのかね?
なんて思いつつ、採れた肉はこれだけ。
味どうらくの里がなかったので、北海道から届いた三升漬けをかけて
昼呑みのアテにしたった━(゜∀゜)━!!
出し殻なので、味は抜けているけど、地鶏だけあって噛み応えはバツグン。
いやぁ、酒が捗るなぁ~。
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