(新)さんっ、ななっ、はっち ~本店~

(新)さんっ、ななっ、はっち ~本店~

新しい『さんっ、ななっ、はっち ~本店~』です

ゼッピン!とにかくゼッピンのラクレットと楽しい人に気持ち良く酔った らくれっと@帯広

ふじもりでの食事が大いに不満足だった7担当の人
珍しくもう1軒行きたい、とお願いしてきた。
豚丼で腹が膨れていた俺だけど、最後の帯広になるかもしれないので、
思い切って寒空のもと街を徘徊してみる。
北の屋台や十勝乃長屋を覗いたがなんかパッとせず、
寒いから帰ろうか?となりかけた時に目に飛び込んだ看板がらくれっと。
7担当の人がずーーっと食べたがっていたチーズ料理の名前と同じらしい。
なんだか良く分からんが、その料理があることを願って店に入ってみることに。

らくれっと

食べログ らくれっと


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店の扉を開けるとコの字カウンターとテーブル席が2卓くらい。
ちょいとした席の譲り合いがあって、カウンターの真ん中に腰を落ち着ける。
7担当の人を見ると目が爛々としている。
どうやらラクレットとそれを溶かすヒーターが目の前にあるらしい。
もうこれだけで7担当の人は大興奮。
(ちなみにみんな楽しそうにしているとこでカメラを取りだし
ショコショコと写真を撮っていいかと訪ねる勇気がなかったのと、
途中からは楽しくなりすぎて写真を撮るのをすーっかり忘れてたので
写真はまーーーたくないのです(;´Д`))

まずはワインで乾杯し、メニューを眺める。
豚丼でお腹が一杯だった俺は、メニューの選択を全て7担当の人に任せる。
悩みに悩んだ7担当の人が出した答えは、ラクレットの『C』。
えーっと、いつもはメモの代わりにメニューの写真をとるのだけど、
今回は一切写真を撮ってないので、正しいメニューの名前を覚えていないのだ。
確か茹でジャガとブルーチーズ(?)が乗ったライ麦パンに
溶けたラクレットがとろ〜んとかかったものだった。
もうね、ラクレットがとろけ落ちる姿をみて鼻息が荒くなる7担当の人。
まぁ落ち着けって!なんて俺の声なぞ耳には届かず。
そんな俺らの前に出されたのがライ麦パン。
手でそのまま食べちゃって〜との忠告を聞きパクっと一口。
ハァァァァ、うんまぁーーーい!と思わず変な吐息が漏れる美味さ。
茹でジャガには『えんがわ』と呼ばれるカリカリになったチーズが乗っており
これまたすんごく美味い。なんまら美味い。
正直なところ、席に腰掛けた時、結構強烈なチーズの匂いがして、
俺はダメかも、なんて思ったりしたが、もうそんなの忘れてたね。
もう美味いという表現しか出来ないのが悔しいけど、とにかく美味いのだ。
もちろんワインも美味い。ドイツワインがメインなのだが、
たっぷり注がれているのにこの値段でいいの?てな感じだし。
お店の方も隣席のお客人もとっても楽しい方々で、楽しさもマックス。
食べて見なさい、と分けてもらった生ハムにもビックリ。
洋梨を生ハムで食べるのだが、これがドビンゴな味。
洋梨の甘さと生ハムの塩味がピッタリで、こんなコンビもあるのかぁ、と感心しっぱなし。
7担当の人に至っては、興奮し過ぎて店主さんに笑われながら
ちょっと落ち着きな〜、とたしなめられたり(笑)
最後はゆり根とホワイトソースのグラタンだったかな。
コレも美味しかったなぁ。
ほっくりとしたゆり根にホワイトソースとチーズがたまらなく絡む。
ちょいと塩味が足りなくて塩を振ったのだが、とにかくチーズが優しく美味い。
それとフランケン産の白ワインってのが凄く好きだった。
機会があったら自分でも買ってみたいな。
ホントは、色々と食べてみたいメニューがあったのだが、
すでに一食分食べている俺らだったので、ここでギブアップ。
それにしても楽しかった〜。
どこぞのものとも分からぬ、おだちまくりで煩い俺らを
嫌な顔一つせず相手してくれたお店の方や隣席のお客さん。
トロトロなラクレット
たっぷり飲み応えのあるワイン。
どれをとっても大満足。


怪我の功名というべきか。
7担当の人がふじもりで大ハズレを引いたおかげでらくれっとに出会えたんだもの。
なんだかんだ言って、やっぱ7担当の人は『ヒキ』が強いなぁと思ったのでしたー。
ごちそうさまでした!


訪問日:2010.01.12(夜2)
 味 :★★★★☆
品揃え:★★★☆☆
接 客:★★★★★
雰囲気:★★★★☆
値 段:2000円/ 人
 CP :★★★★☆
珍物件:★★★★☆
総 合:★★★★☆
再訪問:★★★★★


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