(新)さんっ、ななっ、はっち ~本店~

(新)さんっ、ななっ、はっち ~本店~

新しい『さんっ、ななっ、はっち ~本店~』です

雪降る夜に小料理 深山@武蔵小金井で楽しい生誕祭

ヒガコからムサコまで高架下を通っていけるようになったじゃない。
で、線路の北側の小金井トレーニングセンターの覗きながらムサコに行くのが好きな俺ら(笑)
ある日、その先で、高架の下を抜けて蛇の目通りに抜ける小路を発見。
そこで見つけたのが店頭の水槽でアジが泳いでいた深山というお店。
看板には「うまい活造りの店 小料理 深山」と。
この時は、まだ営業前だったので、いつか来よう、と思っていた。
で。7担当の人に誕生日に来てみたってワケよ。




雪降る夜なせいか、店内には俺らのみ。
水槽ではタイ、アジ、カワハギにウマズラが泳ぎ、カウンターにはすっぽん。


俺らはカウンターにおっちゃんこし、たんおめ乾杯ですよっと。

お通しのマグロと昆布を炊いたんをちびちびつまみなが壁メニューを眺める。


もうね、目がちかちかするくらい盛りだくさん。
悩むよねー。で、まずは看板にある活き造りを。

目がキョロキョロ、体がビクビクする活ぐあい。
しっかりとした歯ざわりの刺身。噛むうちに旨味が広がる。
キモも濃厚で、刺身と一緒に食べるとこれまた美味。
時々目があうカワハギにドキドキしながらあっという間に完食よ(笑)


で、お次は天ぷら。山菜天ぷらに目がない7担当の人ですもの。
頼むよねー。


タラの芽天ぷらとフキノトウ天ぷら。
これまた滋味あふれる味。
アクがあまりなくホクっとした甘さとちょっとした苦味があるタラの芽。
アクも苦味も強いのに、これがたまらんフキノトウ
ああ、こりゃ酒が捗る。7担当の人はいつの間にか〆張鶴にスイッチしてた。


雪のせいかお店は貸し切り状態。
新潟出身の板さんとの雪國話に花を咲かせたり、すっぽん話で盛り上がったり。
すっぽんが大好きな7担当の人。
1匹で3~4人前とのことだったので、今度はトキや師匠を誘って来ようと誓ったり。
ちなみにこの日のすっぽんは島根のお嬢さん。


で、お次はメニューから想像できない一品物として、あまみ揚げとかおり揚げ。


豚バラでネギを巻いて揚げたあまみ揚げ。カリカリな豚とぬっとりしたネギの甘さ。
ビールが捗る。まさにあまみ揚げ。
かおり揚げはとろろを大葉を巻いたやーつ。大葉の香りがが良きなかおり揚げ。
こっちはポン酒が捗った~(俺はビールと景虎の二刀流)。
揚げ温度が違うのか、同じ揚げ物なのに、違う鍋で揚げるなんて丁寧な仕事にも驚いた。


もうちょい変わり種を楽しじゃう?ということでお刺身発注。
ポン酒にあうやーつでお願いしますということで、まずはエイヒレ(カスベ)。

そう、焼きエイヒレなのだが、超肉厚。まさにカスベ焼。
以前、師匠から釣りたてのエイヒレをもらって刺身で食べたけど、
それを干したらこんな感じになるだろなぁ、と。
これがしっとりとしてて旨いんだわ。ポン酒ぐびぐび。


でもって変わり種のお刺身三点盛り。

左上からブリのほほ肉と脳天で下がタイのカマ。
旨味が濃厚なぶりの頬肉で脳天は噛みごたえ抜群。
タイのカマは対象的に口腔でほぐれやすい。
どれも味が濃ゅいくてこれまたポン酒ぐびぐびよ。


〆はすっぽん雑炊とおしんこ


えーっとね。雑炊はエンペラ入りでコリっとした食感がしたかと思ったらとろけてね。
風味はそんなに強くなかったから、こりゃ絶対に鍋を食べに来なきゃ!とね。
それとおしん。カブ、きゅうり、キャベツの芯に大根の皮。
皮。そう。大根の皮がすっげーバリバリでうまいのよ。
大根の皮ってこんなに旨いの?と驚いた逸品。
良い始末だなぁ、と関心しきり。
大満足な7担当の人生誕祭でしたとさー。
美味しい肴と楽しいお話...また来ます!ごちそうさまでした。


ちな、いただいた誕プレとともにアルタナティブのケーキをいただきました!