(新)さんっ、ななっ、はっち ~本店~

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新しい『さんっ、ななっ、はっち ~本店~』です

ウォンバットに会いに金沢動物園へ

昨晩(11月22日)のこと。
今年初めてカレンダー通りに連休がとれた俺。
7担当の人は多摩動物公園に行く!
と鼻息を荒くしながら園内マップとにらめっこ。
目的はウォンバットのチューバッカ。
朝イチの活動期を狙う!と張り切っていた。
俺はというと、何か園内イベントがないものかと、
ネットで調べていると気になる記事が...


ウォンバット「チューバッカ」が死亡しました | 東京ズーネット
なんと、今月の初めにお亡くなりになっていたではありませんか。
チューバッカの死とウォンバットに会えないという
ショックでガックリとうなだれる7担当の人。
この時点で23時過ぎ。
ここから大忙し。
東京近郊でウォンバットがいる動物園を探し、電車とバスのルートを調べる。
活動期である朝の早い時間を狙うには何時起き?
家を出るのは何時なの?
そして、その動物園の動物たちと攻略ルートは?
などなど。


で、翌朝の9時半。
到着したのは金沢文庫駅
そう目的地は金沢動物園
動物園に行くために、土日祝日限定で運行するZOOバスを待つ。


CoCoバスのようなコミュニティバスに揺られること10分。
山を登り切ったとこに金沢動物園があった。

その絶景に感動しつつ後ろを振り返ると7担当の人は俺をおいて
すたこらさっさと券売所に向かっていたという(笑)


チケットを購入し、ウォンバットがいるオセアニア区までの
最短ルートを受付のおねーさんに確認し、なかよしトンネルに進入。



本来ならここであれこれ眺めちゃって、動物園に来た
気持ちを盛り上げるんだろうけど、7担当の人はほぼ無視。
トンネル出口にクリスマスツリーがあったのも覚えてなかったという(笑)
まずはちょっとしたオブジェのお出迎え。


で、動物園巡りのはじまりはじまりー。
ちなみに今日のルートは、
アフリカ区→オセアニア区→しいの木展望台経由→アフリカ区→
ほのぼの広場→ユーラシア区→円海山ゲート前通過→オセアニア区→撤収
てな感じらしい。


そんなこんなでアフリカ区。


うん、ざっくりすわ(笑)
まぁみんなあまり活気がなかったからこんなもんかと。
でユーラシア区に向かう坂の入り口。

なにげに紅葉が綺麗。
想像以上にきつい坂を登り切るとユーラシア区。
もちろんお目当てはコモンウォンバットのヒロキ氏。

オープンしたての活動期をドビンゴで狙い撃ちしたお陰で
氏は穴掘ったり、エサ食ったり、ゴロンしたりと大活躍。





名古屋の東山動植物園では、土管で眠るウォンバットしか
見られなかった7担当の人は大はしゃぎ。
俺ら意外にギャラリーなぞいないんじゃね?と思っていたのだが、
想像以上に熱心な方々がいるもので、コアなファンがいるものだなぁ、
変な感心をしてみたり。
ちなみにオセアニア売店で売っていた手ぬぐいにもウォンバットが。


すごく恐かったのがコアラの置物。
その目つきはまるで...。

手に取った子供がおびえる始末(笑)
そだ、コアラもいたんだ!と思いだし、屋内展示場へ。

イマイチ覇気がなかったので、ささっと素通り。


まさにおっさんな寝姿なカンガルーで和み、ヒクイドリで緊張する。

世界で最も危険な鳥、ヒクイドリ
以前、我が生まれ故郷の秋田で脱走したとのニュースがあり
その存在をしったのだが、やっと生ヒクイドリに出会えたよ。
ちょっと遠くてあまりハッキリ見えなかったけど、
顔から首にかけての鮮やかな配色と立派な犀角を見られたのでヨシとすべー。


そこからアメリカ区まではしいの木展望台を頂点とした
なかなかアップダウンのきつい道が続く。



道民あこがれの竹林もあるでよ(笑)
で、息が切れ切れになったところでアメリカ区。
その入り口は小高い丘になっており、この坂がまたきつい。

そのきつい坂道を登り切るとかなざわシンボルマークにもなっている
オオツノヒツジさんの勇姿を間近(上)で見られるという。

ここにはマーラやシロイワシヤギなんかもいるんだけど、
展示法に難があるのか、ちょーっと見づらいわな。
で、ほのぼの広場。
1日20組限定でヒツジと記念撮影(13時45分から)ができるらしく、
来年の年賀状用になのか、12時にはすでに15組も並んでおり、
普段はしないという整理券配布でなんとか列の解消を図ったみたい。
俺らも整理券なぞ貰おうかと思ったのだが、
7担当の人の (゚?゚)イラネの一言に諦めてみた。





アメリ売店で数分間ほど一休みしたら、その先はユーラシア区。
ここには国内で唯一飼育されているガウルのイチゴちゃんがいるのだが、
臆病であまり前面に出ないってのと、すぐ隣に愛想の良い
インドゾウのボンがいるせいで、なかなか注目されないという悲運の牛。

木陰でずーっと口をアムアムしてたのが印象的だった。
で、噂のボン氏。

機嫌がいいのか鼻をフリフリダンスをしていた。

なぜかおっきくなったイチモツにちびっ子たちは興味津々。

それとは対照的に、適当に笑ってごまかす親御さんたち(笑)
なかなかのタレントっぷりだな、ボンさん。


俺の大好きなインドサイ(ヨロイサイ)。
そのインドサイで最大の収穫は、ヨロイに尻尾を
格納するスペースがあることを発見したこと。


なんで今まで気づかなかったんだろ?
シロテナガザルの2頭もなかなか愛嬌があったね。


で、祭後は鶴のタンチョウ。

普通はここで終了で、祭後にアフリカ区を通って帰るんだろうが、
ウォンバットバカな7担当の人はそれを許さず。
ふたたびオセアニア区に向かうもヒロキ氏はお昼寝タイム。

ならばちょうどコアラのランチタイムだからってんで
屋内観覧通路に向かうとすでにすごい人。

端っこからだったけど、十分にめんこいコアラたちが見られた。





それにしてもコアラって意外に俊敏なのな。

枝から枝へ、ササッと飛び移る姿は、なかなかのもんでしたわ〜。
で、再びヒロキ氏のところに戻るも、まだまだ起きそうにもない。
っつーワケで14時16分発のZOOバスに乗るべく出口に戻ったのでしたー。



いやー、歩いた歩いた。
動物の種類が少ないってのと、各ゾーンを結ぶラインの
アップダウンの激しさ、そしてその間に見るべきものが
ほとんどないという意味では、ハズレ感がある動物園だけど、
ウォンバットがいるって意味では貴重な存在だわなー。
きっと7担当の人はまた来たいというんだと思う。
つーわけで、最後にバス停とダイヤの写真を載せて終わりとしよう。
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ちなみに俺らはこの後、重い足を引きずって中華街に向かったのでしたー。


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キーワード:動物園 ウォンバット 金沢動物園