(新)さんっ、ななっ、はっち ~本店~

(新)さんっ、ななっ、はっち ~本店~

新しい『さんっ、ななっ、はっち ~本店~』です

メニューを見るまで店名不明のHoang Long Restaurant@福生でローカルなベトナム料理に出会う

連休初日の日曜日。フラフラするために福生を訪れる。

貸切営業だった中華食堂50にフラれさて、どうしたものか...
と思っていると、近くにベトナム料理の店が...と7担当の人。
どうやら西友の向かいにあるたこ焼き屋さん(うみ)の上らしい。
店の看板は見当たらないけど、幟がはためいていて。
恐る恐るエレベーターで3階に上がると...こんな扉。




やっぱりお店の看板が...ない。
けども、そんなのに怯む俺らではないので、扉を開けると酔っ払いの大声が店中に響いてて。
やちゃったかなァ、と思いつつも、面白そうだったので、店員さんに2人ネー、
と伝えると、なんだか困った顔をしてて。
あれ?こっちも貸し切り?と思ったのだけど、奥の席にドゾー的なジェスチャー
酔っぱなグエンアニキたちの視線を感じつつテーブル席におっちゃんこ。

水で喉を潤しながらメニューを見て初めて店名を知る。

Hoàng Long Restaurant
調べて見るとHoàng Long=黄龍(金龍)と。
縁起物って感じかぁ。にしても、酔っぱなアニキたちのやがましねぇことよ。
思わず苦笑いしつつ、楽しそうなのでヨシとしよう。

で、メニュー。


興味津々なものがたーっくさん。
なんだか┣¨ローカル的な臭いがプンプンする。
で、本来なら迷わずフォーかブンにするのだけど、
中華食堂50に行く気満々だっった俺の口は炒飯モード(笑)
そこにクソやがましねぇアニキたちに気がそぞろになってしまい、
なにを思ったからチャーハンを発注してしまうというね。

やっちまった...いや、もしかして当たりかも...と思いながら待つこと10分。
ますは俺が頼んだCƠM RANG DƯA BÒがキタ。

日本語訳はベトナム風高菜の漬物と牛肉入りチャーハン。
熱々なところをパクリとすると薄味。牛肉感はほぼない。
米は日本米なのかなぁ。長粒感はなく、パラっとした仕上がり。
テーブルにあったベトナムの醤油っぽいのとラー油でいい感じに変身。


7担当の人はBÚN HUẾ。


日本語訳はブンボーフエなので正式にはBÚN BÒ HUẾなのかなぁ、と。
まぁ、機械翻訳メニューには間違いもよくあるだろうけど...
と思っていると、7担当の人が具感の素晴らしさに驚いている。
細切れのレア牛肉とスライスされた部位不明の牛肉と牛すじ肉。
そこに豚足煮にベトナムハム2種と豚の血(フエッ)とたっぷりの肉祭り。
ってことは...牛(BÒ)だけじゃないからBÚN HUẾなの?と思ったりした。
で、お味はは?というと、こっちも色合いの割に味付けは薄め。
なので、ベトナム醤油とラー油でカスタムして旨味アップよ。
肉はどれもウマウマ。とくにフエッは臭さが一切なく、ブリンとした食感が良き。
豚足は脂が強いので、醤油を多めにかけて吉。
それと部位不明の牛肉スライスが噛むほど旨味がでてきて好き!
あとミントの葉っぱが良い仕事をしててね。
今度、パクチーとミントの葉を混ぜて、使ってみようと思った。
あと、肝心のブン。これがまた美味い。
太めのブンで、食感がブリンブリン。スープが絡むとなお美味し。
細めのブンしか食べたことなかったけど、すっかり太ブンに惚れちゃった。

ということで、やがましねぇアニキたちには辟易したけど、
ベトナム旅行に行った時の予行演習と思ったら、なんだか楽しくなってきてね。
なにより超美味いブンに出会えたのでヨシとしよう。
また来ます!ごちそうさまでしたー!


【関連記事】
炎天下の福生で東南アジアの感じるためにふ~らふら(2024/09/16)


ベトナム料理 HOANG LONG restaurant & karaokeベトナム料理 / 福生駅東福生駅

昼総合点★★☆☆☆ 2.9