今年で50歳。とりあえず半世紀生きたことになる。
十代の後半は父を中心にすべてのものを憎んだ。
人だけでなく世界すべてを憎んで憎んで憎しみぬいた。
二十代はとにかく忙しかった。
仕事→夜学→バイト→仕事→夜学...
忙しくすることで、余計なことを考えないようにしていた。
おかげで、専門学校卒業で国家資格を得て、大学で学士号を得ることができた。
けど。結局はそれだけ。忙殺されることの対価としては良いものだったけど、
結局はそれだけという虚しさだけが残った。
三十代のはじめはとにかく生きるのが億劫だった。
楽に、そして痛みがないなら死にたいなぁ、
と、なんとなく毎日思っていた。
とりあえず大学院に潜り込み、修士号なんてものを得たりしたけど、
やっぱり毎日死にたかった。
大きく変わったのは7担当の人と結婚が決まってからかな。
生きなきゃ!と思うようになった。
昨晩観た、『家、ついて行ってイイですか?』の言葉を借りさせてもらうと、
唯一、自分で選べる家族に出会えた
という事を大事にしようと思ったからだと思う。
お陰で四十代は楽しく生き抜いた。そりゃ、辛いことも少なくないけど、
秋田を出てから結婚するまでの約20年間の何十倍も笑っていると思う。
今日だってほら。
7担当の人が作ってくれたティラミスケーキに超デカハンバーグ(800g強)。
好きなものばかり。
そりゃ、生きようと思うよね。
生きてて良かったね、俺。はぴば!
ちなみに今日のハンバーグ。
直径28cmのフライパンいっぱいにひき肉(笑)
このフライパンは幸せものだなぁ。
ごちそうさまでしたー!
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