腹を空かせながら池袋の街を徘徊していると、
角っちょに雰囲気の良いお店を発見。
店頭の立て看には「ターローメン」という聞き慣れぬ文字。
初見初聴が大好物な2人なので、なんの前情報もないお店だったけど
えいやっ！と飛び込んだったー。
ちょっと狭めな店内はカウンターのみ。
2階もあるみたいだから、そちらかな？と思っていると、
階段下のキュウキュウなカウンター席にご案内(^-^;
ドンマイ！と気を取り直してメニューを眺める。
とりあえず店頭の立て看にあったターローメンは決定。
しかもハーフがあならソレ！
残りは…と、ひと思案しつつ発注をすませ、店内キョロキョロタイム。
金魚と薬膳酒に癒されていると、チャチャチャーと出揃う。
1分で赤星。
５分で鍋貼（焼ギョーザ）。
7分でチャーハン（炒飯）。
10分で半ターロー麺でフィニッシュ！
すごい手際の良さネー。
鍋貼は小ぶりながらもモチカリな皮とたっぷりの餡。
突出したものはないものの、脇役に徹することのできる餃子かな。
チャーハンはパラっとしてるのにしっとりもしている不思議な食感。
餃子と同様に突出したものがない感じで、炒感が強めなのが
好きな俺にはちょっと物足りない感じ。
で、ターロー麺。漢字で書くと「（北京）大滷麺」。
スープに餡がかかっていると思いきや、スープ＝餡でトロトロ感満載。
そんでもってすっごいニンニクの香り。恐くない、恐くないぞ、ニンニク臭。
コロナのおかげで夏でもマスクが定番だから、ニンニクも恐くない！(笑)
ニンニクの香りと共に麺を吸い込むと、同時に酸味が口に広がる。
熱々なのに、ニンニク臭いのに、トロトロなのに...さっぱりと食べられている気になる。
この餡、ぱっと見じゃ重そうだけど、意外に重くないという、摩訶不思議なウマ餡だったさー。
で、だ。〆の赤星を飲んでて気付いた。
メニューの蘿蔔煎蛋（干し大根入り玉子焼き）って菜脯蛋のことよね！
なんてこったー＼(^o^)／
こんな素敵メニューがあったことに気付かないなんてー、と悶絶。
「メシ」というより「ちょいと一杯」にぴったんこなメニューが揃った新珍味。
もし次に来る事があったら、絶対に蘿蔔煎蛋を食べるのだ！
と心に誓いながらお店を後にしたのでした。
ごちそーさんです！
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