三月の逢瀬で誓った（笑）安楽園攻略。
意外に早くそのチャンスがやってきた。
山下公園でシーバスを降り、他には目もくれず安楽園を目指す。
恐る恐る見せのドアを開ける。
時間が止まったようなレジの前に、お婆さんが3人。。。
一人がよっこらと腰を上げ、小部屋に導く。
メニューを渡し、小部屋の出口で待つ婆ちゃん。
えと…しばしの沈黙のあと、オーダーを入れる。
と、一通りオーダーを入れ終わると、間髪を入れずに
『春巻きはいいの？』
と。
んな事言われたら食べたくなっちゃうぢゃーん！てなワケで春巻きを追加。
『○安』印のコップに注いだウーロン茶を飲みながら
店内に溢れる静寂を７担当の人と愉しみつつ、
これから始まる宴にココロを震わす。
しばらくして運ばれたのがクラゲ（小盆）、約4000円。
美味い。クラゲもほどよく歯応えがあり、
クラゲ以外のキュウリやダイコンの酸味が
嫌みなくさっぱりしてる。。。
さっぱりしてて美味いんだが…うぅぅぅむ。。
で、次が点心のシューマイ、約500円。
えーと…美味いッスよ。うん、普通に美味い。
そう！スゴい美味いワケじゃないんだが…マズくもない。
うん、そうなんだよ。
で、婆ちゃん推薦（？）の春巻き、2000円（くらいなのか？）。
つか！なにコレ？
どんだけあるん？
ひぃ、ふぅ、みぃ………とぉっ！
じゅっこぉ？て事は5本分？
二人でコレですか？この量を食えと？
恐る恐る箸を伸ばす。
サクっとカリっと、美味ーい！
中の具のとろーっとした餡と外皮の歯ざわりが絶妙。
初めて美味ーいとご満悦なのだが…この量。。。
戸惑いと喜びが交叉する中、
肉細切りたんめん、約1000円が運ばれる。
え〜っと。。。
湯麺って塩味な白っぽいスープじゃないのか？
と思いながらも、いっとけとばかりに頬張る。
うん、これもふつーに美味い。ふつーにね。。
こんなもんかぁ、と思いながら大量に残る春巻きと格闘してると
最後のえびチャーハン、約1000円が運ばれてきた。
えーと。。。美味いよ。うん。普通に美味い。
シャリは全然パラパラしてないけど、
べたべたしてるワケではない。
エビだってそれなりにプリプリしたのが5匹。。。
うん、美味いよ。イヤ、不味くはないんだ。
で！で、だ。
気力と気合いで、完食しレジに向かうと
婆ちゃんズがぽそり。。。
『残したものがあれば包みますよ。』
と。
今言うか、そのコトバ。
こんな人がいない店で残すのはマズいと思い、
むりくり喰った俺に、それを言いますか？
なんなら、せめて春巻きを持ってきた時に言ってくれよぅ。。。
と、思わず脳内アボーンで合計1マン円。
1マンかぁ。。。
長年の疑問の勉強代だと思えば安いランチだわな。。。
無駄遣いできるゼニができたら…
また来る…のか >俺。。。
いずれにしろ、また来る機会があるとしたら、
ムリせずお持ち帰り用に包んでもらおうっと〜♪
兎にも角にも、長年のモヤモヤが晴れて（？）スッキリ〜♪
