3連休だってのに釣りにも行けんし飲みにいくべがよ？と
末弟なのにケンシロウではなくトキな人からお誘いを受ける。
ちょうど俺らの結婚17周年記念日ということもありーの、
最近、やたらと馬券の調子がいいということもありーので、
ゴチしちゃうよーんと言われて、ホイホイついていくと...とらふぐ亭 立川店！
ふぐなんていつぶりだろう...わくわくや～･:*:･(*´∀｀*)･:*:･
と言うことで、階段を降りて入店です。
落ち着いた雰囲気の店内。そして個室。ゆったりできそうでイーネー。
なんでも今宵は炭火焼きふぐがメインのコース（玄海コース）とのこと。
焼きふぐなんて初めてだよぅ、とわくわく。
まずはファーストドリンクとともに皮刺し。
ねぎ多すぎね？と思いつつ、皮をぱくりとすると、
もちぷりな歯ざわり。イーネー、皮。歯ざわりが好きだなぁ。
あっという間に消えた。
お次は泳ぎてっさ。
俺、てっさって歯ごたえだけ味合うって感じていたの。
でも今回はちょっとその考えを改めた。
しっかりとした歯触りはもちろんのこと、噛むほどに旨味と甘みが口に広がる。
薬味の目葱が思った以上にネギの風味が強かったから、
先っぽの細いとこが多い方が良かったなぁ、と思いつつ、
こりゃぁ、酒が進むなぁ...としみじみおもた。
ちなみにビールからひれ酒にスイッチしたのだけど、ここのひれがまたいいの。
一夜干しっぽいかんじの、ちょっと生っぽさがあるひれを炙っているのかなぁ。
すっごくいい。
旨味が強くてついつい飲んじゃう。
そろそろ焼きふぐかなぁ、と思いつつ、予習をするのは俺の性。
焼きふぐって奥が深そう...なんて思っているとキタ！
つけダレの刺激で神経が活性化されているのかアラの部分がまだピクピクしてる。
ちょっとイヤだ。でもその命は美味しくいただくのが作法。
予習で得た知識をふる稼働して美味しくいただく。
まずは身。にんにくを溶かしたタレに二度付けして焼きを入れる口に放り込む。
炭火の香ばしさ。てっさ以上に旨味と甘みが際立つ。
身は締まっているのにほわほわ。ただ、薄いからもっと厚いのがイイ！
ということで、アラを焼く。じっくりしっかりタレの三度付け。
アラは骨が邪魔だけど、その骨際の身の厚さがいい。すごくいい。
皮は色のついている外側から焼きを入れるらしいのだけど、
ぺろぺろしているからなかなか難しい。
けど。しっかり焼き入れすると、ぺりぺりとした食感が楽しめて良き。
思い思いに焼きふぐを堪能していると、とらふぐの唐揚げが登場。
ころもに味がついているとのことなので、そのままパクリ。
しっかりと、そしてジューシーな肉。
思わず瓶ビールを発注しちゃったよ。
骨の周りをしなぶる間は、カニを食っている時と同じく、会話がなくなるね(笑)
俺、ふぐはやっぱりから揚げが好きだなぁ。
ここでアラカルト発注してた焼き白子がキタ。
いい塩梅に焼き色がつき、湯気があがる白子をホフホフと頬張ると、
外側の香ばしさに続いて中から濃厚でクリーミーな旨味が口いっぱいに広がる。
そこにつぎ酒したひれ酒をアテると昇天もの。
こんな美味いものが食べられるなら通風になんかなってらんないよ(笑)
でもってご飯物は、ふぐ飯と香の物。
なんでもふぐの身と皮の湯引きに長芋にとろろ昆布、それとばら海苔に薬味のネギと卵黄。
それを店員さんがしっかりと混ぜてくれて、最後に出汁をかけて追いまぜまぜ。
そんでもって、できたミクスチャーがこれ。
超高級TKG(笑)
TKGなのに、もっちりとした食感。その中に時々ふぐの身が顔を覗かせは消え、
皮の食感が現れては消えといろんな食味が楽しめる。
見た目はアレだけど、これ、かなり美味い。かなり好き！
ここで1時間半ほど経過。
美味しかったねぇ、デザートはなにかねぇ...と思っていたところにキタ。
熱いお茶と最中アイス。
パリっぱりの最中の中にはあずきとキャラメルアイス。
しっかりとほろ苦なキャラメルアイスといい塩梅に甘いあずきのコンビが良き。
口ん中がさっぱりとしたですよー。
たっぷり食べてお腹いっぱいなケコーン記念日。
ありがとうございました！の、ごちそうさまでした！
