琴線にガシガシ触れてくる。
文間に漂う死の香り。
いや、決して負の思考ではない、心地よい香り。
あえて言うなら、美味なる死の薫り。
会えない時間が隠し味になる。
酔いは旅だ。
おなかがいっぱいになるまで生きることを堪能してみたい。
恋は中央線でしろ!
二人共、年を採り損ねてる感じがした。
色んなコトバと文間がココロに染みこむ。
気付くと涙を流しながら声を上げて笑っていた。
不思議な不思議な死の薫り。
休憩室の窓から入り込む春風が、ひんやりと気持ちが良かった。