台風14語の進路が気になっていた12年目の結婚記念日前夜。
俺らなら大丈夫!と思っていたとおり台風が進路変更。
おかげで電車の計画運休を気にせず西荻窪に向かえた。
目指すは約5年ぶりの汐彩だ。
2013年から15年にかけて、夏ボ冬ボのたびに来ていたのでが、
16年ころからボがドゴンと減ったおかげでなかなか来られずにいたのだが、
今年は忙し過ぎてプレゼントを準備できなかったので、
7担当の人大好きな鱧を堪能してもらおうとおもってね。
とても綺麗な店内にシュッとした板さんと別嬪な女将さんのお出迎え。
入口でピカっと検温でテーブル席におっちゃんこ。
本日は2人揃って「はもコース」さー。
まずは瓶ラガーで乾杯し前菜を楽しむ。
菊と蟹身の和え物、蒸し鮑、サンマのおから寿司とからすみ。
いきなりのヒット!
銚子の郷土料理と教えてもらったサンマのおから寿司(サンマの卯の花漬)。
甘酸っぱい卯の花とサンマにビールが捗る。
自家製のからすみは塩味抑えめのしっとりとした食感。
たらこのような粒状感のあるカラスミをちょこっと食べ、
これは後で頼む日本酒用にとっておこうと心に決めた逸品。
そんな感じでいきなり2人の頬が緩む。
ここからは鱧づくし。ますは鱧落とし。
氷水で締めてない鱧はホックリと湯気が立ち上り、口に入れると
ホロリと身がほどけ口いっぱいに鱧の風味が広がるのよ。
嗚呼...旨いなぁ。酒で流すのがもったいなくなり、じっくり味わっちゃう。
お次は焼き。
白焼きと照り焼きを頼んで2人して半分こ。
わさびにすだちを落として白焼きに乗せパクり。
これまたしっかりとした鱧の香りが鼻腔を抜ける。
うなぎの蒲焼きっぽい香りがする照り焼きは、
食べると鱧が顔をだすもんだから、ちょっと頭が混乱(笑)
ちなみにこの頃にはすでにポン酒にスイッチしてたかな。
そんでもって鱧柳川が1人1個の小鍋でキタ。
ホワホワの卵に包まれた大ぶりの鱧の身。
三つ葉の香りがイイネ!
ホヨホヨのひげのような野菜は三つ葉の根なのかな。
すごい香りが良かった。
スープまで完飲し、ひと息ついたところに鱧天。
鱧と舞茸の天ぷらと鱧の唐揚げ、とサーブしたお嬢さんが教えてくれた。
唐揚げには醤油塩がふりかけらた皮身なのかな。
香ばしくて残っていたビールにピッタリでさー。
岩塩をちょっとふりかけて食べた鱧天はサクッとしたコロモと
ホクっと身の食感に鱧の風味が一気に抜ける。
舞茸もしっかりと香りの強いもので良かったナァ。
〆は鱧雑炊。
柳川と被っちゃうかな?と思ったけど、こっちは細切りの鱧が入って
出汁の風味で食べると感じでね。
ポン酢もついてきたけど、入れない方がハモハモしくっていいと思う。
箸休めのお漬物はこれだけで酒が飲めたね。
箸休めになるけど酒に拍車がかかるという(笑)
一気に秋めいて涼しくなった夜だけど、雑炊で身体がぽっかぽか。
デザートの水菓子でコース終了さー。
ブランデーの香り漂う栗の渋皮煮...俺、栗がこの世で一番好きな果物(木の実?)だけど
アレルギーになっちゃって食べられないのが悔しい!
代わりに食べた7担当の人曰く、デカくて甘くて味が濃ゅい食べ応え抜群の栗、と。
でも柿もシャインマスカットも甘くて美味しかったから◎っ!
そんなこんなで大マンゾクのはもコース。
次回はフグ!と言いたいけど...それは弊社の冬ボ次第ということで。
久しぶりに鱧を満喫できました!
ごちそーさんです!
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