自分の記憶や想いを引きずりだされるのか。
読んでてココロがじりじりしだす。
いや。
実際感じてたことじゃなくても、
自分が主人公になった気持ちになっちまうのか。
いずれにしろ、ココロを掻き乱される。
危険。
3と8担当の中の人が警鐘を鳴らす。
危険。本を閉じろ。危険だ。
気付いた時はもう手遅れ。
いつの間にか目から溢れそうな眼汁が。
あれが電車内じゃなかったら、
完璧にやられてたなと思うと、
なんだか悔しい。
でも。
一体何が俺の琴線を掻き乱したのか?
それは読み終えた今も不明だったりする。